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誘導灯が点灯しないときに確認すること|原因と法人が取るべき適切な対応
企業の総務ご担当者様やビルオーナー様、日々の施設管理業務お疲れ様です。 建物の見回りをしている際や、定期的な点検のタイミングで、「廊下や非常口の誘導灯が点灯していない」「ランプがチカチカと点滅している」といった不具合を発見したことはないでしょうか。
誘導灯は、平常時はもちろん、火災や停電といった非常時に命を守る「道しるべ」となる極めて重要な設備です。そのため、点灯していない状態を放置することは消防法違反となるだけでなく、万が一の際に甚大な被害を招く恐れがあります。
本記事では、誘導灯が点灯しない・異常を知らせている場合に、施設の管理者がまず確認すべきポイントと、その原因に応じた適切な対処方法について、消防用設備のプロフェッショナルが分かりやすく解説します。
誘導灯の役割と「常時点灯」の義務
誘導灯は、緑色のピクトグラムで非常口の位置や避難の方向を示す照明設備です。火災による煙で視界が遮られたり、停電で建物内が真っ暗になったりしたパニック状態の中でも、安全に屋外へ避難できるように設計されています。
消防法により、不特定多数の人が出入りする商業施設や、多くの従業員が働くオフィスビル、工場、病院など、一定の基準を満たす建物には誘導灯の設置が義務付けられています。さらに重要なのは、「原則として常に点灯していなければならない(常時点灯の義務)」という点です。
「電気代の節約のために消しておく」「切れているけれど次の点検まで放置する」といった行為は認められておらず、常に正常な状態を維持する責任が建物の管理権原者には求められます。
誘導灯が点灯しない!まず確認すべき3つの原因
誘導灯が点灯しない場合、大きく分けて「管球(ランプ)」「バッテリー(蓄電池)」「本体器具」のいずれかに原因があります。まずは、現在の状態が以下のどれに当てはまるかを確認してみましょう。
① 管球(ランプ)の寿命・球切れ
最も一般的な原因が、内部のランプの寿命です。古いタイプの誘導灯では蛍光灯が使われており、寿命による球切れや、蛍光灯の端が黒ずんで点滅する現象が起こります。
一方、近年主流となっているLEDタイプの誘導灯でも、長期間使用しているとLED基板の劣化により点灯しなくなることがあります。「LEDだから半永久的に持つ」というわけではないため注意が必要です。
② バッテリー(蓄電池)の寿命・劣化
誘導灯には、火災による停電時でも「20分間(大規模施設等の場合は60分間)」点灯し続けるための予備電源(バッテリー)が内蔵されています。普段ランプが点灯していても、この内部バッテリーが劣化していると、いざという停電時に点灯しません。
バッテリーの異常は、本体についている「モニターランプ(緑や赤の小さなランプ)」で確認できます。
確認方法: モニターランプが点滅している場合は、バッテリーの寿命や充電不良のサインです。
点検スイッチ: 本体下部から垂れ下がっている紐(引きひも)を引くか、点検ボタンを押してみてください。このとき、メインのランプが消えてしまう場合、バッテリーが完全に劣化しており、非常時に機能しない状態です。
③ 本体器具の故障・寿命(電子回路の劣化など)
ランプやバッテリーを新品に交換しても点灯しない場合は、誘導灯本体の安定器や電子回路などの内部部品が故障している可能性が高いです。
一般的に、誘導灯本体の耐用年数(交換の目安)は約8年〜10年、内部のバッテリーは約4年〜6年とされています。設置から10年以上経過している場合は、本体そのものの寿命と考えられます。
| 不具合の症状 | 推測される主な原因 | 確認方法・対処の目安 |
| 常時消灯している / チカチカ点滅 | 管球(ランプ)の寿命、または本体故障 | ランプの黒ずみ確認。新しいランプに交換。 |
| 点検紐を引くと消灯する | バッテリー(蓄電池)の寿命 | モニターランプの点滅確認。バッテリー交換が必要。 |
| モニターランプが点滅している | バッテリー異常、または本体の基板異常 | バッテリー交換、または本体ごと交換。 |
| ランプ・バッテリーを替えても点かない | 本体器具の寿命・内部回路の故障 | 設置から10年以上の場合は本体ごと交換(要工事)。 |
「ランプ・バッテリー交換」か「本体ごと交換」か?
不具合の原因がわかったところで、次に迷うのが「部品だけを交換して安く済ませるか、本体ごと新しくするか」という判断です。法人のお客様には、中長期的なコストと安全性を考慮し、以下の基準で判断されることをおすすめしています。
蛍光灯タイプなら「本体ごとLEDへ交換」がベスト
現在設置されている誘導灯が「蛍光灯タイプ」である場合、ランプのみの交換ではなく、本体ごと「LED誘導灯」へリニューアルすることを強く推奨します。
蛍光灯の製造終了(2027年問題): 水俣条約の規制により、2027年末までに一般照明用の蛍光ランプの製造・輸出入が禁止されます。今後、交換用の蛍光ランプを入手することが極めて困難になります。
コスト削減と省エネ: LED誘導灯は蛍光灯に比べて消費電力が非常に少なく、電気代を大幅に削減できます。また、ランプの寿命も長いため、高所作業を伴う交換の手間やメンテナンスコストを劇的に減らすことができます。
コンパクトでデザイン性が高い: 最新のLED誘導灯は非常に薄型でコンパクトです。建物の美観を損なわず、スッキリとした空間を演出できます。
設置から10年経過している場合も本体交換を
LEDタイプであっても、設置から10年以上が経過している場合は、内部の配線や電子部品が経年劣化しています。バッテリーだけを新品に替えても、すぐに本体が故障してしまうリスクが高いため、器具ごとの交換が最も確実で費用対効果が高くなります。
注意!誘導灯の本体交換には「資格」が必要です
「ランプの交換」や、コネクターを差し替えるだけの「バッテリー交換」であれば、施設の管理者様ご自身で行うことも物理的には可能です(※ただし適合する型番を間違えないよう注意が必要です)。
しかし、「誘導灯本体の交換・設置」には、電気工事士および消防設備士(第4類)の国家資格が必須となります。誘導灯は建物の電源と直接配線で繋がっており、素人が無資格で工事を行うことは法律で禁止されています。感電や漏電による火災のリスクがあるため、絶対に自社内でのDIY工事は行わず、専門の業者に依頼してください。
誘導灯の点検・交換は「株式会社青木商会」にお任せください
「点灯しない誘導灯がいくつかあるが、どれをどう交換すればいいか分からない」「全館の誘導灯をLED化した場合の費用が知りたい」といったお悩みはございませんか?
株式会社青木商会は、消防用設備の販売から施工、定期的な保守点検までをワンストップでご提供する防災の専門企業です。
迅速な現地調査とご提案: 経験豊富な有資格者が現地に伺い、現在設置されている誘導灯のメーカーや型番、使用年数を正確に調査。部品交換で済むのか、本体交換が必要なのか、プロの目で見極め、無駄のない最適なお見積りをご提示します。
安全で確実な施工作業: オフィス業務や店舗営業の妨げにならないよう、ご希望の日程に合わせて安全・迅速に交換工事を実施いたします。
古い器具・バッテリーの適正処分: 交換によって発生した古い誘導灯本体や、鉛・カドミウムを含む古いバッテリーは「産業廃棄物」として法律に基づき適正に処理する必要があります。弊社にお任せいただければ、これら廃棄物の回収・処理も確実に行います。
誘導灯の不具合は、重大な事故や違反を防ぐためのサインです
誘導灯が点灯しないという小さな不具合は、建物全体の防災機能が低下していることを示す危険なサインです。そのまま放置して消防署の立入検査で指導を受けたり、万が一の火災時に逃げ遅れを出してしまったりする前に、迅速な対応が求められます。
特に、古い蛍光灯タイプの誘導灯をご使用中の法人様は、今後の蛍光灯製造終了を見据え、早めにLEDタイプへのリニューアルを計画することが、企業の安全管理とコスト削減の両面でプラスに働きます。
建物の安全と安心を維持するため、誘導灯をはじめとする消防設備の不具合やメンテナンスに関するご相談は、ぜひ株式会社青木商会へお気軽にご連絡ください。お客様の建物の状況に合わせた、最適なソリューションをご提案いたします。
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まずはお気軽にご相談ください。
内容を確認後、担当者より1営業日以内にご連絡いたします。
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